ピグマキッズくらぶは難しい？サピックス小学生通信教育をZ会・四谷大塚と比較

サピックスの通信教育「ピグマキッズくらぶ」は中学受験を目指す小学生に人気の教材です。この記事ではメリットやデメリット、口コミや評判、料金を紹介。Ｚ会 と四谷大塚と比較しました。ピグマキッズくらぶが気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。

「ピグマキッズくらぶ」はこんな人におすすめ！

サピックスの小学生通信教育「ピグマキッズくらぶ」ってどんな教材？

ピグマキッズくらぶは、中学受験で最も重要視されている「思考力」と「記述力」を伸ばすための通信教育教材です。小学1年生から4年生までが対象で「自宅で中学受験対策ができる」と評判です。 中学受験で長年の実績を誇るSAPIXが手掛けた通信教育なので信頼できます。

教科書の先取りではなく、応用問題が多いのが特徴で、初見の問題を試行錯誤しながら解くことで思考力や記述力が身につきます。 テキストで学習、ドリルで反復学習、翌月のドリルで復習と、スパイラル学習法で学力を定着させます。

中学受験対策は、塾や家庭教師、通信教育、市販のテキストなど選択肢がたくさんあり悩みます。お子さんにとってピッタリな受験対策法が見つかると、勉強の効率が格段にアップし志望校合格へ繋がります。逆に、お子さんに合わないものを選ぶとチャンスを逃しかねません。

我が家は通信教育で受験対策をしています。10種類の通信教育を比べて正直にレビューしました。娘が受験準備中！中学受験におすすめの小学生向け通信教育教材を比較をご覧ください。きっとお子さんにピッタリな教材が見つかりますよ。

ピグマキッズくらぶの特徴を紹介します

ピグマキッズくらぶの特徴は下記8つ。

子供に勉強を教える時に役立つのが「学習指導書」。学習の目的や、子供がつまづいたときのアプローチの仕方が書かれています。教えるのが初めてな人や教えるのが苦手な人でも大丈夫。

ピグマキッズくらぶは単純な穴埋めや計算問題ではないので、親が導いてあげる場面が多数。「学習指導書」があれば自信を持って教えてあげられます。

ピグマキッズくらぶの教材の量

家庭で通信教育教材をする時に気になるのは教材の量です。少なすぎても多すぎてもストレスになるので要チェック。ピグマキッズくらぶの教材の量を調べてみました。

教材	学年	ページ数
メインテキスト	1・2年生	算数・国語、各24ページ
メインテキスト	3・4年生	算数・国語、各28ページ
わくわくパワードリル	1年生～4年生	算数・国語、各18ページ
ピグマ先生の添削問題	1年生～4年生	1枚/月（表：国語　裏：算数）
朗読CD	1年生～4年生	1枚/月
算数の補助教材	1年生～4年生	月による

毎日の学習習慣が付いている子にはちょうどいい量です。ただ問題が単純ではないので、勉強が不得意な子にはハードルが高め。学習習慣が付いていない子や、勉強が好きではない子は、進研ゼミ小学講座やスマイルゼミ から始めるのをおすすめします。

ピグマキッズくらぶの教科は、国語と算数の2教科のみ。 1回10〜20分程度で学習できるように作られていますが、単純な穴埋め問題は少なく、文章を読み、内容を理解して解く『考える問題』が多いのでそれなりに時間がかかります。

サクサク解ける問題もあれば、1つの問題で10分20分考え込む場合もあります。子供の読解力や理解力によって、1日の学習時間が変わります。国語は文章中の間違った箇所を自分で見つけ間違いを正す問題や、長い長文読解があり、読解力と記述力が鍛えられます。

毎月添付される『朗読CD』でテキストの長文読解や詩を聞くことができます。CDなら車の中でも聞けるのでスキマ時間の有効活用が可能。月1回、添削問題があり専任講師による丁寧な添削を受けることができます。

子どもにどんな教材をえらんでいいか悩んでいる人は、【小学生通信教育9教材を比較】タブレット？紙教材？効果があったのは？をご覧ください。娘にぴったりな教材を選んだら、朝6時から自発的に勉強する子に育ちました。

ピグマキッズくらぶの料金

ピグマキッズくらぶの料金を調べました。

入会金	11,000円(税込)
月会費	5,280円(税込) 　※国語・算数のみ
特典	・サピックス小学部に入塾するの場合、ピグマキッズくらぶの受講生は、サピックス入室金33,000円(税込)から11,000円(税込)引かれます。 ・すでにサピックス小学部に入塾している場合は、ピグマキッズくらぶの入会金は免除。

ピグマキッズくらぶの口コミと評判

ピグマキッズくらぶの口コミと評判を紹介します。

ピグマキッズくらぶのメリットを紹介

私が思うピグマキッズくらぶのメリットを紹介します。

メリット	デメリット
サピックスのノウハウで勉強できる 反復学習で学習内容を定着できる たのしく勉強できる工夫がたくさん 「学習指導書」のお陰で親が上手に教えられる ピグマ先生の添削でやる気が継続する サピックスに入塾する時に入室金が割引になる 思考力と記述力、読解力が身に付く	入会金がかかる 月額料金が高い

サピックスのノウハウをぎゅっと詰め込んだ教材で、効率的に受験対策ができるのは他の教材にはない強みです！

ピグマキッズくらぶのデメリット

私が思うピグマキッズくらぶのデメリットは２つ。

進研ゼミ小学講座やスマイルゼミ は入会金がかからないので、ピグマキッズくらぶの入会金がかかるのはネック。算数と国語だけで5280円/月なのも、他の通信教育教材と比べると割高に感じます。

SAPIXのノウハウで効率的に受験対策が自宅でできることを考えれば、料金に納得できます。将来的にサピックスに入塾する予定なら、入室金から11000円引いてもらえるのも魅力です。

ピグマキッズくらぶの対象学年は、1年生から4年生までなので、5年生以降の学習方法を検討しなければいけません。本格的な受験勉強は親だけだと難しいので、高学年からはプロにお任せすると思えば割り切れます。

Z会と四谷大塚(リトルくらぶ)と比較してみよう

中学受験の通信教育で定評のある、Z会や四谷大塚の「リトルくらぶ」と比較してみましょう。

Z会の特徴と料金を紹介します

中学受験対策ができる通信教育で有名なＺ会 。Z会の特徴と料金をまとめました。

Z会中学受験コース

小学生コース、小学生タブレットコース、専科

Ｚ会	小学生コース	小学生タブレットコース	専科
1年生	4,114円/月〜4,862円/月	2,992円/月
2年生	4,301円/月〜5,329円/月	3,553円/月
3年生	1,355円/月〜4,694円/月	4,301円/月	1,589円/月
4年生	5,258円/月～6,473円/月	6,451円/月	1,589円/月
5年生	7,435円/月〜8,183円/月	7,012円/月	2,384円/月〜5,189円/月
6年生	8,140円/月〜8,888円/月	7,480円/月	2,805円/月〜8,415円/月

月額料金には下記が含まれます。

入会費、解約費はかかりません。ただし、中学受験コース6年生専科の各講座は、3カ月完成の講座のため、受講途中の変更・中止はできません。

支払い方法は下記のとおりです。

• クレジットカード払い
• 銀行(郵便局)引き落とし
• コンビニ振込
• 郵便振込

月会費は小学1〜2年生では3教材中で一番安いですが、学年が上がると徐々に値段が上がっていきます。 小学3年生からは1教科から選択できるので、自分に必要な教科だけ受講し、月会費をおさえることもできます。

学習進度は学校よりやや早いです。 国語はZ会オリジナルカリキュラムで学習。教科書に掲載されている文章ではなく読んだことのない文章を読み、問題を解くことで読解力を伸ばします。教科書の予習をしたい人には向きません。Z会の問題は、単純な穴埋め問題や計算問題は少なく、考えて解く問題が多いので思考力を伸ばせます。

>Ｚ会の公式サイトを見る

【最悪？】Z会の口コミ・評判（使ってみた感想）

四谷大塚の通信教育「リトルくらぶ」「進学くらぶ」の特徴と料金

四谷大塚の通信教育「リトルクラブ」「進学くらぶ」の特徴と料金をまとめました。

四谷大塚の通信教育は、1年生から3年生は「リトルクラブ」。4年生から6年生までは「進学くらぶ」と名称が変わります。

志望校合格までの道のりを小さい階段に分け、個人に合わせて一段一段確実に登る学習スタイルです。「スモールステップ＆パーフェクトマスター」こそが四谷大塚が圧倒的な合格実績を残し続け、受験生たちに愛され続ける理由です。

月会費はピグマキッズくらぶより高いです。 Z会のように、1教科だけ受講はできないので、3教材の中では1番月会費が高いです。ただし通塾の月謝が4教科で約36,000円と考えると、通信教育は5,830円/月〜なのでとってもリーズナブル。家計にも優しいです。

リトルくらぶは「知力を伸ばす」教材です。「考えるって楽しい！おもしろい！」と実感できる工夫がたくさん。

自宅で四谷大塚に通っている子と同じ学習ができるのは最大のメリットです。 塾生と同じ「予習シリーズ」のテキストを使い、四谷大塚の塾講師による授業動画「予習ナビ」を見ることができます。学習進度はかなり早めで、新学年の学習は2月から始まります(新1年生の学習は年長の2月から)。 始めからリトルくらぶをやっていれば問題ないでしょうが、途中から始める場合は遅れを取り戻す努力が必要です。

演習量は3教材の中で一番ボリュームが多いです。 「ホームワーク」には365日分の日付が書いてあるので、毎日の学習する習慣のある子は問題ありませんが、勉強をする習慣がないと溜まってしまいます。

ピグマキッズくらぶ、Z会、四谷大塚の通信教育を比較して分かったこと

私が比較したところ、ボリュームは、 ピグマキッズくらぶ＜Z会＜リトルくらぶです。 ピグマキッズくらぶは学年が上がっても国語と算数だけなのに対し、Z会とリトルくらぶは学年が上がると、国語と算数以外の教科も増えてきます。Z会は小学3年生から1教科から選択も可能

ピグマキッズくらぶは、国語と算数のみですが思考力・記述力が伸ばせるのが魅力です。「低学年のうちは勉強以外の習い事もさせたい！」と考えているご家庭は、ピグマキッズくらぶが両立しやすいでしょう。 しかし、国語と算数以外の教科も勉強したい場合は他にテキストや問題集を用意する必要があります。

ピグマキッズくらぶ、Z会、リトルくらぶの3教材とも思考力や記述力を育む考える問題で、難易度は大差ありません。下記の表を参考に選んでください。

• 国語と算数だけ勉強したい人は、ピグマキッズくらぶ
• 全教科勉強したい、苦手な科目だけ勉強したい人は、Ｚ会
• ガッツリ勉強に回せる時間がある人は、四谷大塚リトルくらぶ

「ピグマキッズくらぶ」がおすすめな人

サピックス通信教育「ピグマキッズくらぶ」がおすすめな人はこんな人！3つ以上当てはまったら、資料請求をしてみよう。

ピグマキッズくらぶについてのよくある質問

ピグマキッズくらぶで先取り学習できる？

サピックスに入塾する前にピグマキッズくらぶで先取り学習してから入室する子が多いです。低学年から中学受験を見据えて通信教育で先取り学習しておくことで入塾テストで高得点を狙え、難関中学受験が目指せるからです。

ピグマキッズくらぶは難しい？

単純な穴埋め問題や、計算問題はないので、問題によりますが難易度は高めです。 低学年のうちは親のサポートは必要な場合が多いでしょう。

低学年の頃から自分で考えて答えを導き出す習慣をつけると、中学受験に有利です。読解力や記述力も一朝一夕で身に付くものではないので、日々の取り組みが大切です。

ピグマキッズくらぶの入会方法

• 公式サイト・電話・Eメール・FAXから資料請求をして教材を確認
• 受講申し込みはがき・フリーダイヤル・FAX・ホームページから入会を申し込む
• 申し込み受付後、約10日で「登録内容確認書」が送られてくる
• 受講開始月の前月末に入会特典・教材等一式が届く

資料請求も、入会も自分の都合のいい方法でできるから嬉しいですね。

ピグマキッズくらぶの入会特典

ピグマキッズくらぶの入会特典を調べました。今の入会特典は下記3つです。時期によって入会特典が変更になる可能性があります。公式サイトでご確認ください。

ピグマキッズくらぶで思考力と記述力を磨く！

中学受験対策として、また高学年からの通塾に向けて、低学年から通信教育を受講する人が増えています。ピグマキッズくらぶは、中学受験で有名なSAPIXの通信教育教材。SAPIXのノウハウと効率的な勉強法がぎゅっと詰まった教材です。

中学受験に必要なのは「自分で考えて、答えを導き出す力」。教科書準拠の教材では身に付かない「思考力、記述力、読解力」が育ちます。

自宅学習では、親が教えなければいけない場面もあります。ピグマキッズくらぶなら、おうちの人用に「学習指導書」が届くので、勉強の教え方が分からない人でも論理的に筋道立てて教えられます。

入会前に資料請求をすると、教材が見れます。入会する前にお子さんに合うかどうか確認できるので安心ですね。

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