貧乏家庭の子供でも自己肯定感が上がる7つの方法【体験談あり】

この記事で解説する「自己肯定感が高まる7つの方法」を理解すれば、貧乏家庭でも子どもの自己肯定感を高めることができます!

なぜなら、この記事を書いている私は、年収200万以下の貧乏家庭で育ったのに、大人になってから自己肯定感が改善した経験があるからです!いまでは企業の研究者として年収1000万でバリバリ働いてます!ただ、 貧乏性は抜けず、祭りで500円の焼きそば買うのに躊躇しますけどねw

その経験と、保育士妻の子育て知識をプラスして、具体的な実践方法についても共有しますので、ぜひお役に立ててください。

注意
ただし、それなりの努力が必要です。なぜなら、貧乏家庭の子どもは自己肯定感が低くなりやすいからです(下図参照)
世帯年収と自己肯定感の関係
国立青少年教育振興機構「青少年の体験活動等に関する実態調査(平成26年度調査)」結果の概要・集計表

貧乏世帯が不利であることが具体的なデータとして示されているのは、ちょっとショックですね。ただ、貧乏家庭出身者としては「そんなこと分かってるよ!でもどうしようもないんだよ!」と言いたくなります!

ただ、やりようはあるので、7つの方法を考えました。ぜひ実践してみてください。

それでは、どうぞ!

タップできる目次

自己肯定感とは【ちょっと復習】

自己肯定感とは【ちょっと復習】

自己肯定感とは、「自分自身の価値を認める感覚」のことをいいます。
自己肯定感が高いとは「私はできる!」「私には価値がある!」と思える状態
自己肯定感が低いとは「私にはどうせできない」「私なんて生きてる価値ないよ」と思う状態のことです。

自己肯定感が高いメリットと低いデメリットは下記のとおりです。

メリット
  • 自信がでるから、何事もうまく進む
  • 新しいことにチャレンジできて評価される
  • 失敗してもすぐに立ち直れる
デメリット
  • 自信がなくて何事にも消極的
  • 人の評価にふり回されて疲れる
  • 失敗すると「自分なんて価値がない人間」と思い立ち直れない

子どもの自己肯定感が低い原因は親!対策方法も解説します

大人になって冷静にふり返ると、私の自己肯定感が低かった理由は以下の通りです。

  • 親に愛されていると思えなかった
    →自分はほんとうに親の子なんだろうかと疑問だった
  • 褒められたことがなかった
    →自分は価値のない人間だと思っていた
  • 親が常に貧乏でつらいと言っていた
    →貧乏だからふつうの生活はできないとあきらめていた
  • 貧乏でかわいそうだと言われた
    →「不幸な境遇だからしょうがない」と、心のなかでいつも言い訳していた

親がネガティブな発言や行動をしていたことが原因です。
でも、貧乏な人は理解できると思います。
貧乏ってどうしても不安を抱えているからネガティブになりやすいんです。

一方で、ポジティブに考えると「なんで自己肯定感が低いかが分かってる」ので、反面教師にして子育てすればいいんです!

そして、自身の経験と保育士妻のアドバイスをもとに、自己肯定感を上げる方法は下記になります。

  1. ポジティブに生活しよう!
  2. 5歳までの幼児教育が大事!
  3. 子どもにたくさんの愛情を注ごう!
  4. たくさん褒めてあげよう!
  5. 失敗した時こそ自己肯定感を上げるチャンス!
  6. ちいさな成功体験をつみかさねよう!
  7. 最強の3step

それではひとつづつ解説していきます♪

今すぐできる!子供でも自己肯定感が上がる7つの方法

今すぐできる!子供でも自己肯定感が上がる7つの方法

ポジティブに生活しよう!
【自己肯定感を上げる対策1】

基本的に年収の低い家庭はネガティブ思考の方が多いです。これが子どもに伝搬します。上記で紹介した世帯年収と自己肯定感の関係からも明らかです。

子どもを騙しつづけろ!

お金がない人は余裕がないので、すぐネガティブなります。
そして、「そんなことできない」「お金がないからダメだ」「将来に希望がない」と言ってしまうと、子どもにすり込まれます。私はすり込まれました。。。

たとえ本気で思ってなくても、子どものために
「頑張ったらなんとかなる!」
「お金がなくても幸せ!」
「きっといつかいいことがある」

と言い続けましょう!
子どもは親の言うことを信じます。言ってるうちに親もポジティブになります

親の生き方を子どもは見ている

私の親は家族をかえりみず好きな人生を歩んでいました。親としては最悪だけど、人としては「好きなことして幸せな人生を歩んでるなら、それはそれでありかな」と幼いながらに思ってました。

もし、ここで「お金がなくても辛くない!人生一度きりなんだから好きなことして幸せに生きるんだ!」と10歳くらいの時に言ってくれたら、私の人生も変わっただろうな、とたまに思いますw

ぷちまとめ
子どもは親のことをよく見てます。ポジティブな思考で、子どもの自己肯定感を高めてあげましょう。

5歳まで必死にがんばろう!
【自己肯定感を上げる対策2】

5歳まで必死にがんばろう!【自己肯定感を上げる対策2】
左が一般家庭の子、右が育児放棄された子ども(3歳時比較)育て方でこんなに違う
Childhood Experience and the Expression of Genetic Potential: What Childhood Neglect Tells Us About Nature and Nurture BRUCE D. PERRY (2002)

子どもの脳は3歳までに80%が形成されます。「3つ子の魂、百まで」です。
そして、自分の意思表示ができる5歳くらいまでに性格が完成します。うちの子もそうでした。

思春期に自己肯定感を上げようと思うと、すでに思考が固まっていて大変ですが、乳幼児期であれば親の言うことが全てです。

そしてなにより経済面で「幼児教育はスパ最高」です!思春期に高いお金出して塾に行かせるよりも、乳幼児期に本気で育児しましょう!

乳幼児期のまっさらなキャンバスをポジティブな思考で埋め尽くしましょう!

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子どもにたくさんの愛情を注ごう!
【自己肯定感を上げる対策3】

私が典型的な例ですが、親から愛されてないと感じると自己肯定感が低くなります。なにか悪いことがあると「必要のない人間だ」と思うからです。

とある研究で、貧困層の母親に子どもと遊ぶ時間を増やす(愛情をたくさん注ぐ)ように指導したところ、学力が上がり、非認知能力も高くなり、年収も上がったという結果がありますEffects of growth restriction in early childhood on growth, IQ, and cognition at age 11 to 12 years and the benefits of nutritional supplementation and psychosocial stimulation

ただ、問題なのは遊ぶのが良いことだと分かっていても、親自身がイライラしてたり、うつ気味であったりする場合です。「ただでさえ大変な育児のやる気が出ない!」

こればっかりは努力して頑張るしかありませんが、難しく考えず、ニコニコ」して接したり、「抱きしめたり」しましょう!効果ありです!

たくさん褒めてあげよう!
【自己肯定感を上げる対策4】

褒めることが自己肯定感を高めるのは疑いようがないでしょう。「褒め過ぎも良くない」なんて言いますが、自己肯定感が低い親ほど、褒められないので、褒め過ぎぐらいでちょうどよいです。

  • 自信がわく
  • やる気が増す
  • 認められたという,、安心感を感じる
  • 自分に価値を感じる

効果的なほめ方がある

効果的な声がけ
  • 果より人間性(プロセス)をほめる
    →◯がんばったね、毎日努力したからだね
    →✕テストの点がよかったね
  • 人と比べずに成長をほめる
    →◯昨日よりできるようになったね
    →✕Aさんより上手
  • よろこびを伝えよう
    →◯片付けてくれてうれしい!
    →✕片付けてえらい!

結果や行動を褒めるより人間性をほめよう!
自己肯定感を高めることにつながります!

MEMO
ふだんほめてない家庭ほど効果があります。些細なことでもよいので少しづつほめましょう♪

失敗した時こそ自己肯定感を上げるチャンス!
【 自己肯定感を上げる対策5】

失敗すると自己肯定感が下がりそうですが、逆にチャンスでもあります。なぜなら、自己肯定感を育むためには、失敗した時の対応(考え方)が大事だからです

たとえば、運動会の徒競走で転んでしまったとしましょう

効果的な声がけ
  • 親)たくさん練習して頑張ったのを見てたよ(プロセスを褒める)
    (子)努力が認められた!また頑張ろう!
  • (親)一生懸命がんばったから転んだんだね。よくがんばれました!(努力を認める)
    (子)失敗してもいいんだ!
  • (親)失敗しても大好きだよと抱きしめる(無条件で愛する)
    (子)味方がいるからまたチャレンジできる!

と、声がけをすれば自己肯定感が高まります!

失敗した時は、「プロセスを褒める」「認める」「愛する」を意識して、次の取り組みへ気持ちが向かうように応援しましょう!これを繰り返すことで、失敗した時の心のさばき方が身に付いて、落ち込みにくくなります。

私の場合、 「褒めるられない」「認められない」「愛されない」の3点セットで10代の自己肯定感はかなり低い状態でした。今も 「褒められたい願望」「認められたい願望」「人をなかなか愛せない」が人より強いです。

幼少期の教育が大人になっても影響する例ですね。失敗した時ほど、自己肯定感を高めるチャンスなので、プラス思考の声がけを頑張りましょう!

ちいさな成功体験をプレゼントしてあげよう!
【 自己肯定感を上げる対策6】

どんなちいさな成功体験でもよいので、くりかえし経験させましょう!成功体験を経験するうちに、「自分はやればできる」「頑張ればなんとかなる」と思えるようになります。

私も、高校野球で苦しい練習を経てレギュラーをつかみ取った経験は、30代になっても「あ~あの時すごい苦しかったけど頑張れたな」と思い出します。たいしたことない経験ですが、自分でどう感じるかが大事です。成功体験は何でもいいんです。

幼児期に成功体験を積ませるコツ

成功体験なんて、日常におちてます。たとえば、ブロックをやっていて

成功体験をつかむ声がけ
  • まくできたら「うまくできたね~すごい♪」
  • へんなのができたら「すごい想像力だね!お母さん思いつかなかった♪」
  • 試行錯誤したら「なんども挑戦したからできたね!えらいよ~♪」

これを繰り返していれば、自信がつきます。
でも、遊びが子どもを成長させるためではなく、うまくやることが大事だと思ってる親や、親の自己肯定感が低いと、声がけに失敗して子どもの自己肯定感が下がります。

自己肯定感を下げる声がけ
  • うまくできたのに「もっとこうやるんだよ!」(褒めない)
  • へんなのができたら「ちがう、もっとこんなのつくるんだよ!」
  • 試行錯誤したら「なんでうまくできないの?」
  • そもそも声がけしない(貧乏家庭では放置がいちばん多い)

結果、「私ってうまくできない子なんだ」と思ってしまう訳です。

こんな感じで同じ物事でも、どう感じてどう声がけするかで全く効果がちがいます。親が意識して声がけして、成功体験を積ませてあげるように心がけてます。

【上級テクニック】最強の取り組み3step!
【 自己肯定感を上げる対策7】

【上級テクニック】最強の取り組み3step!
 【 自己肯定感を上げる対策7】

ここまでは、自己肯定感を高めるかんたんな方法について紹介しました。実はすべては、この「最強の取り組み」をするためだったんです。

なにか壁にぶち当たった時、どんな経験があればがんばれますか?

自信や自分に価値を感じてるだけじゃ足りないんです。ほんとうに大きな壁を越えようと思ったら、がんばって、がんばって、がんばって、成功した「自分の実力でやりきった」経験が必要なんです!

高校の時、「生きてるの辛いからはやく死にたいな」と思っていた 私の自己肯定感が急激に高くなったのは、がんばってがんばって仕事で大きな成果を残して認められたからなんです。周りから認められて「あ~なんか生きてる価値あるな」と思いました。

ほんとうは、もっと子どもの時にこの経験を味あわせてほしかった。。。

では、最強4stepを紹介します!

子どもに選択させる

親がやらせてはダメです。子どもが選んだことでがんばらせましょう。
なぜなら、自分で選んだことは本気でがんばれるからです。
親が選択肢を示してあげるのはアリです。

野球でもバレエでもピアノでもなんでもいいです。

失敗させる

失敗を見守り、励まします。声がけの方法は上記を参考にしてください。「あなたなら、やればできるよ!」って感じで。
ここでやめるとただの挫折です。

失敗を乗り越えてやりきったという経験をさせましょう!
たとえば、ピアノの発表会での失敗とか練習で何度やってもうまくいかないとかです。

成功させる

親はひたすら励まして、努力させましょう!壁が大きくて、努力が必要なほど、成功したときの効果は大きいです。

まとめ
子どもに好きなことをやらせ、がんばるように励まし、介入せず見守り、子どもの力で壁を乗り越えられるようにサポートするのが親の役割

もし、それでも失敗したら

プロセスをしっかり褒めてあげましょう。「失敗したけど、自分はよくがんばった!価値のある人間だ!親も見ててくれたし」という思考をつくってあげましょう♪

【まとめ】貧乏家庭でも子どもの自己肯定感は上げられる!ただし努力が必要

【まとめ】貧乏家庭でも子どもの自己肯定感は上げられる!ただし努力が必要

自己肯定感を上げる7つの方法について紹介しました。

大事なことは子どもと真剣に向き合い、愛情をたくさん注ぐことです。ただ、ふだんの生活が忙しかったり、やりたいことがあったり、なかなか子どもと向き合う時間がとれないですよね。

しかし、ここで意識して子育てすることで、差がつきます!決して、高い塾に行かせることだけが差をつける方法ではありません。

むしろ、100年の人生を考えたら、自己肯定感を育んであげる方が、ずっと価値があることです。

それでは、みなさん子育てがんばってください!

  1. ポジティブに生活しよう!
  2. 5歳までの幼児教育が大事!
  3. 子どもにたくさんの愛情を注ごう!
  4. たくさん褒めてあげよう!
  5. 失敗した時こそ自己肯定感を上げるチャンス!
  6. ちいさな成功体験をつみかさねよう!
  7. 最強の3step
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